歯の移植

失った奥歯に自らの歯を移植する

抜歯した奥歯の欠損を補う際には、入れ歯治療やインプラント治療などの他に、ご自身の歯(親知らず)を移植する治療方法(自家歯牙移植)もあります。

ただし歯の移植は、親知らずの状態や歯を失った場所などにより、移植が可能な場合とできない場合があります。詳しくは当院スタッフまでお気軽にご相談ください。

歯の移植(自家歯牙移植)とは

歯牙移植1

虫歯などで奥歯を抜かなければならなくなった場合、患者さまの親知らずを綺麗に抜歯し、歯を失った場所の骨を抜歯した親知らずに合致する状態に整えたうえで移植する治療方法です。

移植した親知らずは、数週間ワイヤーなどで周囲の歯と固定します。そうすることで、親知らずの根の細胞に、歯を失った場所の周囲にある骨や歯茎などが寄り付き、再び噛めるように固定されます。

ふじおか歯科では、歯の移植(自家歯牙移植)においても、事前に歯科用CTを用いた詳細な検査を行うことで、親知らずのサイズや移植先の抜歯穴の大きさを十分に確認し、移植治療を行っています。

歯の移植のメリットとデメリット

歯牙移植2

歯の移植は、ご自身の歯で欠損を回復できるほか、インプラント治療と比べ治療費用を大きく抑えることができるなどのメリットがあります。

しかし、親知らずの根は、他の奥歯の根と比較すると頼りないことが否めません。また、一度抜歯をした親知らずであるため、神経が死んだ状態です。このため、移植後は問題がなくても、将来的には入れ歯やインプラントなどの再治療が必要になる可能性を念頭に置くことが必要です。

歯の移植を行うことで、インプラント治療を何年か(期間は患者さまにより大きく異なります)先延ばしにすることができることから、移植した歯に問題が起こらない間に、将来のインプラント治療の準備をするという考え方もあります。

他方、将来的にインプラント治療などを考えるのであれば、最初からインプラント治療を選択したほうが、トータルコストが安くなるという考え方もあります。

ふじおか歯科では、患者さまのご意向を十分に伺ったうえで、年齢やお口の状態などを加味し、患者さまとともによりよい治療方法を検討させていただきます。