歯列矯正コラム

インビザライン

小学生からインビザライン矯正できる?いつから始めるのがおすすめ?

これまでインビザライン矯正は主に永久歯(大人の歯)に対する矯正治療に使用されてきました。

しかし、現在では、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する学童期)の矯正治療にも対応可能となっています。

この記事では小学生のインビザライン矯正について解説します。

小学生からインビザライン矯正は可能?

インビザラインのマウスピース矯正は小学生も対象となります。

2019年3月に日本で販売が開始されたインビザライン・ファーストは、一般的に6〜10歳の小学生のお子様が対象です。

乳歯と永久歯が混在している場合はどうなる?

インビザライン・ファーストの開始時期は生え変わりの状況によって異なりますが、歯列の状態としては、

  1. 第一大臼歯(6歳臼歯)が萌出し終えており、切歯(前歯4本)のうちの2本が3分の2以上萌出している
  2. 少なくとも4分の3顎に、乳歯(C.D.E)または未萌出の永久歯(3.4.5)を2歯以上有している

が適用条件となっています。

これを聞いてもなかなか分かりづらいと思いますので、相談の際にインビザライン・ファーストが適用になるかどうかを判断しお伝えします。

ご相談、無料診断などお気軽にお問い合わせください
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小児向けのインビザラインと従来のワイヤー矯正との違い

矯正治療が必要となる子どもの場合、歯列が狭く永久歯が綺麗に生えるスペースが不足しています。

従来の小児矯正では、まだ顎の骨が柔らかい時期を利用し、まずは歯列を拡大、その後にワイヤーによって歯並びを綺麗に治していくという2段階に分けて行なっていました。

 

しかし、インビザライン・ファーストでは歯列の拡大と歯並びを綺麗にするということを同時に行うことができます。

この点が、従来の小児矯正との1番大きな違いです。

子供がインビザラインを始めるのにおすすめの年齢とは?

インビザライン・ファーストの対象は6〜10歳のお子さまが対象となっています。

 

しかし開始する時期に関しては、お口の中の状況によって一人ひとり違うため、歯科医師と相談しながらお子さまの成長に合った適切な時期を見極めることが重要です。

いつから矯正開始すればよいのか、お悩みの場合は当院にお気軽にご相談ください。

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小学生がインビザライン矯正する場合の注意点

インビザラインによる矯正治療にはいくつかの注意点があります。

矯正治療をスムーズに進めるために大切なことですので、詳しく説明していきます。

注意点① 装着時間を守る

インビザラインは1日20時間着用することで歯を動かす事ができるので、着用時間が守れないと、スムーズに治療が進みません。

きちんと装着時間を守ることが矯正治療成功の秘訣です。

注意点② マウスピースの破損

薄くて丈夫なマウスピースですが、使い続ければ割れてきたり変形したりすることがあります。

もし壊れてしまった場合、代わりのマウスピースを作る必要があります。

注意点③ 保護者の方の管理が必要

小学生の子が矯正を始める場合、使用するマウスピースが何枚かあるため、どうしても保護者の方の管理が必要になります。

注意点④ 治療期間に制限がある

インビザライン・ファーストは、治療期間が決まっており、最大で18ヶ月となっています。

その後、永久歯が生え揃うまで経過観察し、必要があれば2期治療(成人矯正)を行います。

もちろん、1期治療(インビザライン・ファースト)のみで終了する場合もあります。

小学生からインビザラインを始めることによるメリット

矯正治療なんて大人になってからしたらいいのでは?と感じる方もいらっしゃると思います。

ではなぜ小学生のうちからインビザラインを始める方がいるのでしょうか?

ここからは小学生からインビザラインを始めることによる良い点をお伝えします。

メリット① 将来抜歯矯正をするリスクが減る

小学生のうちからインビザライン矯正治療を行うことにより、将来歯が並ぶスペースをコントロールすることができます。

よって大人になった時に、スペース確保の為に抜歯をする必要がないことが多いです。

メリット② 虫歯になるリスクが減る

小学生という早い時期に、インビザラインにて歯並びを整えておくことにより、歯磨きしにくい場所や汚れが溜まりやすい場所を早期に改善しておくことができます。

結果として歯磨きがしやすくなり、虫歯になりにくくなります。

メリット③ 再矯正のリスクが減る

幼い頃に矯正をした場合、歯の生え変わりや顎の発達等で再矯正が必要な場合はもちろんあります。

しかし矯正をしたことがあるかないかで、再矯正の難易度は大きく変わります。

小学生の時にやった矯正は決して無駄にはなりません。

また、再矯正が必要とならない場合も勿論あります。 

まとめ

皆さん、小学生の時からインビザライン矯正を始めることの魅力はわかっていただけたでしょうか?

小学生というまだ若い時期に矯正を始めることで、将来大人になったときのお口の健康を守ることができます。

また成人の矯正と違い、小児期の矯正には保護者の方のサポートも必要不可欠です。

当院では患児や保護者の方の不安や心配に寄り添い、スタッフ一同サポートしながら治療をしていきますので、まずは無料相談に是非いらしてください。

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また、この記事だけではわからないこともあると思います。詳しくは当院にお問い合わせください。

 

 

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