岡山市のふじおか歯科・矯正歯科。出来る限り痛くない歯医者、先端機器によるインプラント治療。

コラム

活動レポート

インプラント治療で使うドリルが「逆回転」になると…?

インプラント治療では、患者さまの骨にインプラントを埋め込みます。この時、インプラント治療専用のドリルを使用しますが、ドリルは一般的に正回転、すなわち時計回りに回転します。

 

すると、削れた骨は穴の外に排出されます。日曜大工の時、木材に電動ドリルやピンバイスで穴を開けると、らせん状のドリル歯の隙間から、木くずが外に出てくるシーンをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

 

しかし、ここ最近では、「逆回転」のドリルを使ったインプラント治療が日本でも見られるようになってきました。

 

正回転・逆回転で一体何が違うの?と思われるかもしれませんが、逆回転のドリルを使うと、先にご紹介した、削れた骨が穴の外に排出されず、穴の奥に押し込まれていきます。すると、削られた骨が穴の奥で圧縮され、削りながら、固い骨がつくられることになり、インプラントをしっかりと固定することができるようになります。

 

Densah®Burと呼ばれるこのシステムを、日本でいち早く導入し、症例を蓄積してきた当院院長藤岡は、さる2021年4月21日、2名の歯科医師の先生とともにメガジェンジャパン社主催オンラインセミナーにて講師を務め、全国の歯科医師の先生方に、このシステムを用いた当院のインプラント治療を紹介しました。

 

メガジェンセミナー

 

当院では、いつまでもご自身のお口で美味しく食事をしていただける手段のひとつとして、よりよいインプラント治療の追求に日々取り組み、学会や専門誌における発表にも力を入れています。

 

岡山市でインプラント治療をご検討の方は、お気軽にふじおか歯科までご相談ください。

当院の治療
活動レポート

インプラント専門誌で当院症例が紹介されています

インプラントジャーナル

 

インプラント治療と言えば、失った歯を再建することがゴールと思われるかもしれません。しかし当院では、患者さまの体の負担を抑えたインプラント治療により、見た目が美しく、そしてなんでも噛める状態になることはスタート地点に立つことであり、その先の患者さまの健康を二人三脚で考え続けることまで大切にしなければならないと考えています。

 

当院のこのような考え方に基づくインプラント治療の症例が、インプラント治療の専門誌である「インプラントジャーナル」2020年82号において、17ページにわたり紹介されています。

 

例えば従来であれば、抜歯後にインプラントを埋入する場合、患部の回復を待ってからインプラント手術を行うことが一般的でしたが、当院では抜歯と同時にインプラントを埋入すること(抜歯即時)で治療までの期間を短縮することが可能です。

 

また、インプラント手術後は、インプラントと骨がくっつくまで待たされることが一般的でしたが、当院の術式であれば、インプラント手術を行ったその日のうちに、しっかりと噛んで食事をすること(即時荷重)も可能です(骨とインプラントの結合状況などにより、しっかりと噛めるまで時間がかかるケースもあります)。

 

このような体の負担や治療期間を最小限に抑えるほか、見た目の美しさにこだわることも大切です。びっくりされるかもしれませんが、当院では、歯茎の凹凸の美しさまでこだわるため、必要に応じ、インプラントを埋入する箇所に、ご自身の歯の根っこの一部をわざと残す「ルートメンブレンテクニック」という方法を用いることで、どこを見ても自然な仕上がりとなることを大切にしています。

 

さらにインプラント治療が終了した後は、定期検診でご来院いただくタイミングに合わせ、歯科医院での導入は未だ数少ない、スポーツジムなどに導入されているレベルの「高精度体成分分析装置」を用い、何でも食べられるようになった患者さまの体の状況の変化を追い続け、食事や筋肉バランスなどに関するアドバイスを行うなど、さらなる健康を目指した二人三脚のサポートを行っています。

 

インプラントジャーナルでは、おおむね上記の内容を軸に、歯科医師の先生に向けた詳細な治療方法などをご紹介しています。

 

歯を失ってしまい、毎日のお食事や会話にお困りの方、岡山でインプラントのセカンドオピニオンをご検討の方、インプラント治療を考えたいけれど怖いとお感じの方、ぜひ岡山市北区のふじおか歯科・矯正歯科にお悩みをご相談ください。

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